この度、令和６年度掛川商工会議所青年部(以下、掛川YEG)の会長を拝命させていただくこととなりました。
　いつの時代も未来を見据えて行動を起こしたのは、志高き青年たちでありました。綱領にもあるように、我々青年経済人は次代への先導者としての責任を自覚して行動していかなければなりません。

　昨年度は県連主管地として大きな節目を迎え活動してきた中で、掛川YEGとして新たな歴史を創りあげることができました。
　前人未到の目標を成し遂げ、新たな可能性を生み出すことができたのは、限界を決めることなくすべての可能性を否定せずに走り続けた結果だと思っています。
　令和６年度スローガンとして「やってやれないことはない ～積極的に行動しYEGを楽しもう～」をスローガンに掲げさせていただきました。
　大きな目標や夢へ向かって挑戦する事は素晴らしい事です。ですが、成し遂げるための過程は決して簡単ではありません。
　乗り越えなければならない高い壁や様々な問題、困難が起こることもあります。
　しかし、それであきらめるのではなく、そこへ向かう前向きな姿勢、そこへたどり着くための明確なビジョン、やり抜く、やり切るという確固たる想いを持って行動すれば、やってやれない事はないと考えております。常に変化し続けるこの社会の中で、私たち一人ひとりが常に挑戦するマインドが当たり前へと変われば、自身、自社の成長に繋がるはずです！そして地域を牽引する団体へと進化していきましょう。

　令和５年度で掛川YEGは過去最高の成長を遂げました。だからこそ今年度は今後更に成長できるように、会員拡大に力を入れて掛川YEGの地盤をより強固にしていきたいと思っています。根っこがより深く張ることで、更に上に成長できます。
　魅力のないところに人は惹き込まれません。まずは自分が楽しみその輪を広げ、更なる知名度の向上を目指し、想いを共にする仲間や研鑽しあえる仲間が増えていくように取り組んでいきます。

　今年度よりこの先５年間の掛川YEGの目指すべき姿を描いた中期ビジョンが施行されます。中期ビジョンスローガンとして、「革新を持続可能な組織へ ～さあ進もう未来と共に成長する掛川YEG～」が掲げられました。中期ビジョンは、組織としてメンバーのベクトルを合わせることと、掛川YEGの道標になります。６つの指針のもと委員会事業を発展させながら、ジュニエコ20周年、政策提言、40周年へ向け歩を進めましょう。

　更に今年度は近年の掛川YEGを支えてくださった多くの先輩方も卒業年度を迎える年でもあり、新たなサイクルに進む第一歩の年度だと考えております。
　その新たなスタート地点に立ち、私自身、歴代会長をはじめ諸先輩方が繋いでくれたこの掛川YEGを大切に守り、しっかりと次代へ受け継いでいく会長という職に就かせていただくことに大きな責務と誇りを感じております。

　YEGに所属するだけで成長が保証されるわけではありませんが、挑戦する事ができる無限の可能性を秘めています。
　今しかできないことを積極的に行動し、事業、交流、自己研鑽など多くの経験を一緒にしていきましょう。
　一人ではできないことも、同じ志を持つ仲間がいるYEGだからこそ成し得ることもあります。
　全ては連帯の名のもとに、出会う縁を喜び、友情を深め、笑顔でYEG活動を楽しみ、掛川YEGの未来を育んでいきましょう。
　そしてすべてひっくるめてYEGを楽しみましょう。