令和7年6月23日(月)に「第8回未来創造プロジェクト」を掛川市立城東中学校様で行いました。
未来創造プロジェクトは、地元中学生に掛川の魅力を伝えながら、出張型の体験型キャリア教育を通じて将来のキャリア形成に役立つような、そして、地域経済の発展に貢献することを目的とした取り組みです。


今年度は城東中学校の2年生72名を対象に、掛川YEGメンバーが提供する職業体験授業が行われました。今回の授業では、建設、住宅、飲食、理美容・医療、農業、販売、デザイン広告・ITと多岐にわたる職業を生徒たちに体験していただきました。



各グループは5時間目、6時間目前半でリアルな仕事を体験し、職業に対する理解を深め、地元掛川の仕事を知ってもらうと共に将来のキャリア選択の幅を広げます。



6時間目後半では、職業体験後の感想や仕事の疑問や職業の疑問をYEGメンバーに質問をしたり、事前アンケートで行った地元の課題を考え自分の意見を出し合うディスカッションを行いました。



今年度後半には、昨年度に引き続き、未来創造プロジェクトの中の注目事業の事業創出授業を企画しています。
この授業は、中学生が主体的に掛川市の課題に対して新たなアイデアを出し合い、事業化に向けたプランを考える機会を提供します。
次世代を担う若者たちが自らのアイデアや行動で地域社会に貢献する機会を提供し、掛川市の未来を共に築いていく取り組みです。
今年度の城東中学校がある城東地区には今後の小中一貫教育に伴う、小中学校の跡地問題というものが出てくる予定です。
そんな、地元課題を自分たちのアイデアで活用方法を事業創出授業で考えていきます。
私たちはファシリテーターとしてサポートに徹し、生徒たちが主体的に考え、創造力を発揮することで地域全体が活性化することを期待しています。